おかやには 「シルク岡谷」といわれた 絹の歴史と文化があります。
古くは奈良時代 この地より朝廷へ絶を献上したといわれ、皇室では伝統の養蚕が今でも続けられております。岡谷絹は、この歴史と文化を継承しつつ現代の感覚を織りまぜた手作りの作品です
大正10年(1921)に建築された旧山一林組製糸事務所(国登録有形文化財)にある岡谷絹工房は、岡谷市内(宮坂製糸所)で生産される質感に特徴のある生糸を加工して工房内で手染めし、手織り独特の風合いのある製品を作っています。
岡谷市出身の歌舞伎俳優・市川笑野さんの歌舞伎衣裳、国内の有名ファッションブランドの服地、インテリア製品など、織りの技術の高さと表現の豊かさを生かした製品が注目されています。
このような歴史的価値のある文化財の大広間にたくさんの機(はた)織り機を並べて織っている光景は、日本国内ここでしか見ることができません。
簡単なコースターやマット、草木染のほか、本格的なストールや帯などを制作できる体験プログラムも実施しています。館内には各種製品の販売コーナーも併設しています。
※製作体験は1週間前までに要予約(草木染体験は10日前までに5名以上で)
※10名以上の団体館内見学希望は要予約。
名称 | 旧山一林組製糸事務所・守衛所 きぬのふるさと 岡谷絹工房 (近代化産業遺産群) |
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住所 | 岡谷市中央町1-13-17 |
連絡先 | 0266-24-2245 |
営業時間 | 9:00~16:00 |
休業日 | 月水木金 |
駐車場 | あり |